あなたの周りにも食べても太らない人っていますよね?
私の友達にもいて、同じものを食べているのに、私だけ太って友達は細いまま…。
生まれつきの体質や遺伝のせいだー!と叫んでみても何も変わる事もなく、モンモンした日々。
このままではイケないと、肥満と遺伝の関係を徹底的に調べたところ面白いことを発見!
実は、遺伝など生まれつきの要素は肥満とは関係ありません!
さらに、太らない人には共通した特徴があることが分かり、その特徴を意識することで私も食べても太らない体質になりましたよ^^
そこで今回は、食べたら食べただけ太ってしまう悩みを持っているあなたのために、食べても太らない体質になれる方法を紹介しますね。
まずは、肥満と遺伝の関係から見ていきましょう!
目次
肥満は遺伝しない!だから誰でも太らない体質になれる!
いきなり結論ですが、体質は遺伝しますが、体型は遺伝しません!
つまり、肥満になりやすい遺伝子は遺伝しますが、肥満自体は遺伝しないんです!
太った両親の子供が痩せているということはあまりなく、やはり太り気味。
そこだけみると「遺伝のせい!」と考えてしまいそうになりますが、実は違います!
仮に、体脂肪を通常よりも多い量まで蓄えられるという遺伝子を遺伝したとしましょう。
だからと言って、確実に肥満になるかというとそうではありません。
実は、肥満になるのは、遺伝よりも食生活をはじめとする生活習慣が原因。
親が肥満ならば、子供も肥満になるのは同じような生活習慣だから。
なので、いくら太る遺伝子を遺伝していても違う環境で育てられると肥満にならない可能性が高いです!
つまり、太りやすいという遺伝子を持った人が、食生活など太りやすい環境にあってはじめて肥満体型が作られるんです。
肥満も、ガン・糖尿病・高血圧などの生活習慣病と同じように、体質(遺伝的素因)と生活習慣(環境要因)が組み合わさった結果として発症します。
太りやすい/太りにくいのは、遺伝が原因ではないんです。
あくまでも「太りやすい要素」だけが遺伝するのであり、「体型」は遺伝しないのですから、太る要素を排除すれば、太りません。
そして、食べても太らない人の体質に近づけたり、習慣を真似すれば・・・?
そう!誰でも太らない体質になることができます!
次の章では、その体質になるための条件をみていきます♪
食べても太らない人の特徴9つ
実は、食べても太らない人には、その体質と生活に特徴があるんです!
同じ物を食べているのに太らない、その秘密、さっそく見ていきましょう。
まず体質からみてみると
・胃のぜん動運動が活発である
・褐色脂肪細胞が活発に働き、カロリーを消費しやすい
・胃下垂である
次に、生活をみてみると
・間食はなるべくしない、もしくはしない
・こまめな水分補給をしている
・早寝するなど生活リズムがきちんとしている
・姿勢がいい
共通して、こんな特徴があるんです!
この中で、真似できることを実践していけば、太らない体質に近づくことができます!
具体的な実践方法をみていきましょう!
食べても太らない体質になるには?
前述した特徴の中で、胃下垂以外は実践可能です!
しかも、簡単に♪
例えば、
「姿勢がいい」
これなんて、今この瞬間から実践できますね!
間食も今から、減らす又は止めるだけです。
他の要素も、日常に取り込めるものばかり。
さっそく、実践していきましょう!
腸内環境をよくする(善玉菌を増やす)
太らない体質になるために、まずは腸内環境を整えていきましょう!
そのためには、まず、善玉菌を増やさなければいけません。
善玉菌とは、ビフィズス菌やヤクルトシロタ株、LG21、ガセリ菌などの乳酸菌。
腸の動きを活発にし腸内のものの排出を促したり、身体に大切な物質を作ってくれるます。
あなたもよくご存じのヤクルトやLG21などでとることができます。
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また、バクテロイデスという日和見菌を増やすことも大切です。
この菌は、細胞に脂肪が取り込まれるのをブロックし、身体に脂肪が蓄えられるのを防ぐ短鎖脂肪酸という物質を作ります。
聞いたことがなかったのですが、特別な菌でもなんでもなく、腸内に常駐している、誰もがもっている菌だというから驚きです。
健康な腸内は、善玉菌20%:悪玉菌10%:日和見菌70%で保たれています。
この日和見菌は、善玉菌が増えると一緒になって感染の予防やビタミンの生成をし、、体に良い働きをしますが、悪玉菌が多い環境になったとたん、一緒になって悪さするという変わり身のはやさが特徴。
70%も占めているので、日和見菌がどちらにつくかで腸内の環境は大きく変わってしまいますね!
善玉菌を増やし、日和見菌を味方につけることが、腸内環境改善のカギです!
善玉菌と日和見菌は、乳酸菌が多い食品をとることで増やすことができます。
ヨーグルトやチーズなんかを一番に思いつきますが、味噌や納豆などの発酵食品、穀物・根菜など水溶性食物繊維を多く含んだ食品をからでも増やすことができますよ♪
胃のぜん動運動を活発にする
「ぜん動運動を活発にする」とは、簡単に言うと、消化や吸収といった「胃の働きを良くする」ことです。
これは、こまめに運動したり水分補給をすることで、改善することができます。
太らない人の生活の特徴に、挙がっていましたね!
運動といっても特別なことはしなくでも大丈夫!
- エスカレーターやエレベーターなどは使用せず階段を使うようにする
- 通勤や買い物を自転車または徒歩にする
- 休憩時間や寝る前にストレッチをする
こんな感じでちょっと体を動かす時間を増やすだけで良いんです。
持続すればカロリーを消費することになりますし、筋肉量が増え、基礎代謝もあがりますよ♪
水分補給は胃や腸のぜん動運動を誘発するのに欠かせません!
まずは朝!起きてすぐにコップ1杯の水を飲んでください。
寝ている間は、知らないうちにたくさんの汗をかいているので、朝は身体が乾いている状態。
水分が不足すると基礎代謝も低下してしまいます。
基礎代謝をあげるためにも、意識して水分補給をまめにしていきましょう。
褐色脂肪細胞でカロリーを消費する
褐色脂肪細胞は、低温下での体温の維持(体温を一定に保つ)や食事によって得られたエネルギーを放出する働きがあります。
この働きが適切でないと、消費エネルギーが減少し、貯蔵エネルギーが増え、太ってしまうのです。
食事制限や運動療法の効果がでない人は、褐色脂肪細胞の働きが低下している可能性があります。
褐色脂肪細胞は首回り、肩甲骨まわり、脇の下、脊髄周辺の限られた場所にしか無く、数も少ないうえに増やすことはできません。
そこで「活性化」です!
コーヒーやお茶に含まれるカフェインは、褐色脂肪細胞の活性化を促します。
また、シャワーによる温冷浴も効果があるんですよ♪
☆シャワー温冷浴☆
- 肩甲骨など褐色脂肪細胞がある部分に20℃程度の水を30秒かける
- 次に同じ部分に40℃のお湯を30秒かける
- 1と2を5回程度繰り返す
「温める」と「冷ます」を交互に行うことで褐色脂肪細胞のスイッチが入り、体温を下げないようにと活性化し始めます。
生活リズムを整える
生活リズムを整える、これが一番難しいんですよね!
仕事、家事、育児では予期しない出来事も起こりますし、相手がいれば思うように時間通りにすすみません。
そこで、
- 睡眠
- 食事時間
この2つだけ、パターン化してみましょう!
まずは睡眠。
太りにくい人は、短い時間でも良質な睡眠をとるようにしています。
その良質の睡眠をとりやすいベストタイムは午後10時から午前2時の間。
この時間帯に寝ると、成長ホルモンの分泌が多くなってダイエットに直接繋がりますし、髪や肌、体の調子も良くなります。
ぜひ、10時頃に就寝し、朝早めに起きる習慣を目指してみてください。
もう一つは、決まった時間に食事を摂るということ。
腸のぜん動運動機能は、決まった時間に食事を摂ることでアップします!
食事の時間が不規則だと、便秘気味になってしまいますよね?
早寝と同様、食事の時間もパターン化して、腸のサイクルを作ってしまいましょう。
まとめ
太る/太らない は、生まれつきの体質というよりは、生活環境の影響のほうが大きかったんですね!
「どうせ肥満家系なんだから」と諦めるのではなく、「太りやすい体質だから注意しよう」と発想を転換し、環境を変えることが大事。
意識すれば、誰だって食べても太らない身体に近づくことができるんです♪
生活の環境やリズムを整えることは、簡単なことではないかもしれません。
まずは、自分が出来そうな簡単なことから始めていきましょう!
- 運動量を増やす
- 姿勢をただす
- 間食を減らす
- こまめに水分をとる
これくらいなら、今すぐやれそう♪♪
あとは、ヨーグルトや納豆なんかを献立に取り入れ、なるべく早めに就寝です。
「意識を変える」ことが、「太りにくい身体づくり」の第一歩。
チリも積もれば山となる、小さな取り組みが体質の変化につながります。
家系だから・・なんて諦めないで、自分で自分の体質を変えていきましょう!
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