あなたは「レモン」ときいて、何を思い浮かべますか?
鮮やかな色、爽やかな香り、さっぱりした酸味?
料理にも欠かせない身近な存在のレモンですが、そのレモン、
ダイエットに有効
だと、知っていますか?
上手に取り入れれば、1か月で2~3キロ痩せれるというから驚きです!
から揚げにレモンが添えられている理由は、いろどりだけではありません。
レモンの消化促進と脂肪燃焼の作用を利用しています。
そう、レモンには、ダイエットに欠かせない成分が、ぎっしり詰まっているんです!
安価でいつでも手に入るレモンでダイエットができるなんて、嬉しいですよね!
レモンのダイエット効果と方法、さらに長続きさせるコツをご紹介しましょう!
目次
レモンダイエットは置き換えではなく相乗効果
食べ物を使ったダイエットでは「置き換え」が主流ですが、レモンダイエットは「今の食生活にプラス」する方法で取り入れます。
レモンの香りと成分を利用し、
痩せやすい身体を作っていく
食事制限とはまた違ったダイエット方法なんです!
アロマでレモンの香りだけ取り入れる方法もありますが、今回紹介するのは、「食べる/飲む」方法。
食べる/飲む時に、レモンの香りを楽しめるので、わざわざ香りだけにしなくても、一石二鳥ですもの!
レモンの香りは、交感神経を刺激するので
- リラックス
- 血液の循環が良くなる
- ストレスが軽減される
- リンパの流れが良くなる
などの作用があり、身体の新陳代謝が上がります。
そこに、体内に取り入れることで得られる効果、
- 脂肪吸収を抑える
- 脂肪を燃焼させる
- 疲労回復
- 血行促進
を、加えていきます!
例えば、食事。レモンが加わると、脂肪の吸収を抑え、コレステロール値をコントロールしてくれます。
運動では、身体の緊張をほぐし、疲労を回復し、脂肪燃焼にも効果が!
日々の普通の生活に、レモンが加わると、ダイエットに繋がるんです!
成分を中心に、詳しくみていきましょう!
レモンで月2~3kg痩せることも可能!
相乗効果を狙うレモンダイエットですが、その効果は侮れません。
なんと!上手に取り入れれば、月に2~3kgの減量も可能です!
その理由は、レモンにはダイエットに必要な成分が、ぎっしりと含まれているから。
レモンの成分とダイエットへの効果を紹介します。
<ビタミンC>
ダイエットでボロボロになりがちな、肌や髪の健康を守る
<レモンポリフェノール・エリオシトリン
腸で吸収される脂肪を抑える、抗酸化作用、血液の流れを調節する
<ペクチン>
血糖値の上昇を緩やかにし、中性脂肪を減らす
<カリウム・マグネシウム>
利尿作用がある
<クエン酸>
脂肪を燃焼しエネルギーに変える、疲労回復、血液をサラサラにする、便通が良くなる、血流が良くなる
中でも、注目したいのは「クエン酸」です。
あの独特の酸っぱさのもと「クエン酸」は、摂取した栄養素を効率よくエネルギーに変える働きをします。
車で例えるなら、エンジンオイル。
エンジンオイルの質が悪かったり、量が足りないと、せっかくとった食事(ガソリン)も、そこからエネルギーを作り出すこと(エンジン)もうまくいきません。
逆に、エンジンオイルが良いと、エネルギーへの変換が速やかになり、新陳代謝が活発になるので
- 疲れが取れやすくなる
- 乳酸などの老廃物の排出がスムーズになる
こんな効果があります!
スポーツマンへの差し入れの定番「レモンのはちみつ漬け」には、ちゃんとした根拠があったんですね!
老廃物はダイエットには大敵!
老廃物とは、運動した時にできる乳酸だけではありません。
日々生まれ変わる細胞の残骸だったり、アンモニアだったり、未消化の食物だったり、身体にとって不要なものを指します。
老廃物がたまると、血行が悪くなり、脂肪をため込みやすくなるほか、憎きセルライト(脂肪のカタマリ・・・体を大きくつまんだ時にでてくる、固くてボコボコしてるヤツです)のもとになります。
運動が出来ない、便秘がち、ストレス気味な人にとっては「クエン酸」は心強い味方ですね!
それでは、このクエン酸をはじめとする、レモンの成分を効果的に取り入れる方法をみていきましょう!
一番効果的なのは、朝夕にレモン果汁
レモンの有効成分、ビタミンCやクエン酸を一番効果的に摂る方法は、生果汁を飲む方法です。
ですが、もちろんレモン果汁をそのまま飲める人なんて、居ません!
焼き魚や揚げ物に、レモン果汁を絞ってかけ、一緒に食べる方法をとっても、それでは量がしれています。
そこで、レモン水や、レモンはちみつ漬けなど、飲みやすい/食べやすい形にして取り入れていきましょう!(こちらは次の章で詳しく紹介します)
取り入れるタイミングは、
- 朝
- 夕
の、2回。
空腹だと胃を荒らしてしまうこともあるので、食事と一緒に摂るようにしてくださいね。
朝食のサラダにレモンを振り絞るか、レモン水を飲んでおくと、老廃物の排泄がスムーズになるだけでなく、レモンの香りとすっぱさで、身体の「目覚めスイッチ」ONになり、爽やかなスタートを切ることができますよ♪
夜は、夕食。
消化を促進し、疲労回復にも効果がある他、ミネラルの吸収を促進します。
脂肪の吸収を抑えるポリフェノールは、皮にしか含まれていないので、レモンピールを使ったレシピを積極的に取り入れてみてください。
後に紹介する塩レモンやレモン酢を使った料理も、美味しくレモンを取り入れることができるので、おすすめです。
それでは、レシピの紹介へとまいりましょう!
レモンダイエットにおすすめ☆レシピ4選
レモン水、レモンはちみつ漬けは、レモンダイエットの定番レシピです。
作り置きが可能で料理の幅が広がる、塩レモンやレモン酢もおすすめ!
レモンが苦手な人も、使えるのが魅力です。
皮をまるごと使うレシピでは、ワックスがかかっていない国産レモンを使ってくださいね!
ちなみに、レモンの果汁を絞る時は、
- 手でレモンを良く揉む
- ストローを突き刺す
この方法だと、なんと、ストローから勝手に果汁があふれ出してきます!
絞り器を使うより簡単なので、ぜひ試してみてください♪
レモン水
一番簡単な方法は
200mlの水に、レモン1/2個分のレモン果汁をいれる方法です。
レモンを絞らず、ポッカレモンで代用してもOK!その場合は3~5滴ほど。
※水をお湯にして、ホットで飲むと、体に浸透しやすいです!
※酸っぱくて飲めない!という方はハチミツを加えてみてください。
※水を炭酸水にすると、レモンスカッシュになりますよ~♪
毎回作るのが面倒な場合は、作り置きしておきましょう!
【用意するもの】
・水 1~2リットル
・レモン 1個
【作り方】
①レモンをスライスします
②ボトルに水を入れ、レモンを投入
③冷蔵庫に入れて3~4時間冷やす
※フォークの先で果肉をつぶすとより成分が溶け出しやすくなります。
※レモンの栄養素は時間が経つほど減っていくので、1日で飲み切りましょう。
※濃いめに作り、製氷機を使ってキューブ状に凍らせてから、ジップロックで冷凍しておくと長期保存できます。水やお湯で薄めるだけですぐに飲めるので便利ですよ!
レモンのはちみつ漬け
スポーツの後や、夏の暑い日には特におすすめ、はちみつ漬け。
皮やわたを取り除くと苦みが減るので、子供でも食べることができます!
【用意するもの】
レモン 3個
はちみつ 適量
密閉できる容器※ひっくり返すので密閉できる蓋つきのものを用意
【作り方】
①保存する瓶を煮沸し、消毒しておく
②レモンの皮をむき、薄めの輪切りする※ワタは出来るだけ取り除く
③瓶にレモンを入れ、はちみつを投入※レモンがかぶるまでたっぷり
④3日の間、上下にひっくり返しながら冷蔵庫で保存
※煮沸消毒・・・2~3分鍋で煮込んでから、キッチンペーパーなど清潔な布の上にで自然乾燥させます
塩レモン
塩レモンは、そのまま食べるだけでなく、あえるだけでサラダやパスタを高級レストランの味に変えてくれる、便利な調味料になります。
肉や魚を塩レモンに一晩つけておけば、後は焼くだけ。
炒める時に加えるだけでも、さっぱりレモン風味の塩味が完成です♪
【用意するもの】
レモン……500g
あら塩……100g(レモンの20%)
密閉できる容器※ひっくり返せる密閉できる蓋つきのもの、ただし金属製は塩で傷むので、プラスチックの蓋にしましょう
【作り方】
①容器を煮沸消毒しておく
②レモンをよく洗い、水気をきってから、5㎜ほどの輪切りにする
③レモン→塩→レモン塩という順番で瓶につめる※最後に塩が上になるように!
④1日1回瓶を上下にかえしなじませながら、冷蔵庫に1週間
「塩レモンを使ったレシピ」で検索すると、いろんなレシピが見つかります。
レモン酢
レモン果汁に酢を加えると、もっと効率よくクエン酸を摂取できます。
特に黒酢は、アミノ酸がたくさん含まれているので、健康な身体づくりにおすすめです。
【用意するもの】
レモン 2個
黒酢 400ml※米酢やリンゴ酢でも美味しいです
はちみつ 60ml
蓋つきの容器
【作り方】
①容器を煮沸消毒しておく
②レモン洗い、水気をきったら、5ミリの輪切りにする※種は取り覗いておきましょう
③瓶に、酢、はちみつ、レモンを投入し、かき混ぜたら冷蔵庫へ
④一晩寝かせると完成♪
※冷蔵庫で約1ヶ月保存ができます
そのまま、大さじ一杯程度を、200mlのミネラルウォーターやソーダで割って飲む方法もありますが、普段の酢の代わりに使うこともできます。
- きゅうりとたこと和え、たこ酢に
- 春雨ときゅうりとハムに、レモン酢とゴマ油を混ぜたものを和えると中華サラダに
- レモン酢にケチャップをまぜて、少し火にかけると甘酢のタレに変身
- 鳥手羽やパサパサしがちな胸肉を、レモン酢に漬け込んでから醤油で甘辛く煮るとジューシーで柔らかくなりますよ
- レモン酢とご飯を混ぜると酢飯に!お子さんが好きな手巻き寿司も楽チン♪
手軽に作れるうえ、どんなお料理にも合うので、つくり置きしておくと重宝しますよ!
まとめ
色、香り、酸味、どれもお馴染みの身近なレモンが、月に2~3㌔もの減量を可能をしてくれるなんて、ウソみたいですよね!
レモンダイエット、そのカギは酸っぱさ「クエン酸」にありました!
クエン酸のエンジンオイルとしての働きが、身体を健康的にしてくれるだけでなく、減量にも作用してくれるんです。
そんなクエン酸を味方につけていきましょう♪
ご紹介したレシピを、朝晩の食事に取り入れるだけの簡単ダイエットです!
しかも、
- レモン水ははちみつと砂糖を加えると手作りレモネードに早変わり
- 塩レモンで一晩漬け込んだ鶏肉のソテーは高級レストランにも引けをとらない美味しさ
と、毎日の食事が、グレードアップするという、嬉しいオマケつき。
健康的でスッキリした身体を、楽しみながら手に入れちゃいましょう♪
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